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くらしの周辺−4人の新星

 豪快なドリブル、ゴールシーンにテレビの前で思わず歓声をあげた。サッカー東アジア選手権朝鮮代表、鄭大世選手の得点シーン。

 スポーツ好きの僕は最近、スポーツ界で活躍する4人の同胞青年に注目している。朝鮮新報はもちろん、テレビで紹介されるたびチェックするのが日課となった。僕が決めた同胞スポーツ界の「4人の新星」である。

 1人目はサッカーの鄭大世選手。Jリーグ川崎フロンターレ所属、ワールドカップ予選でも朝鮮代表として大活躍している。2人目はラグビーの徐吉嶺選手。トップリーグヤマハ発動機で入団1年目から奮闘、7人制の日本代表にも選ばれ、ラグビー界の快速ウィングとして活躍する。3人目はボクシングの李冽理選手。日本フェザー級第10位のプロボクサーで、学生時代から「第2の洪昌守」になるのではと期待されてきた。4人目は総合格闘技の朴光哲選手。東洋太平洋ウェルター級王者だ。先日、行われた総合格闘技最高峰の舞台、「DREAM」でも強豪を相手に倒れても何度も立ち上がる「不屈」の姿が見るものに感動を与えた。全員、朝鮮大学校を卒業して各界のトップクラスで活動する選手たちである。

 半世紀の歴史を誇る朝鮮大学校。これだけすばらしいスポーツ選手を輩出していることがとても誇らしい。民族の誇りを胸に堂々とトップクラスで活躍する卒業生たちをこれからも熱く応援したい。

 今年は朝鮮大学校学生委員会が50周年を迎える。秋の記念イベントの際にはぜひ、スポーツ界の「4人の新星」を母校の朝大に招きたいものだ。(宋修日・朝青朝大委員会指導員)

[朝鮮新報 2008.3.28]