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「隣国の文化伝える責任」

吉岡まりこさん ポジャギ作家

 ポジャギとの出会いは2004年夏、福岡で行われた展示会に足を運んだことから。

 「そのシンプルさと色づかいに大きな感動を覚えた。こんなに素朴で美しいものが生み出された朝鮮半島についてすごく興味をもった」

 3月末、福岡アジア美術館で開催された展示会でポジャギ作家としてデビューを果たした。そこでは日本各地でポジャギ教室の講師として活動する李玉禮さんの創作人形もともに展示。

 「李先生の大ファン。こんな機会をもてて幸せ」と話す。

 現在、福岡県飯塚市のポジャギ教室「ウリマダン」の講師として在日同胞や日本市民らにポジャギを教えている。「日本人でありながら隣の国の文化を伝えることにやりがいと責任を感じる。ポジャギを通じて日本人と在日の方の交流の場がもてることをありがたく思う」。(陽)

[朝鮮新報 2008.4.21]