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舞踊を通じ祖国を実感

ハン・ヨンスクさん 高統連芸術団団長

 第1回太陽節記念全国芸術祭典に国際高麗人統一連合会芸術団の一員として参加した。江原道出身の父と平壌出身の母を持つ。ウズベキスタン在住。幼少期はサハリンですごした。

 祖国を初めて訪れたのは20年前。「初めて見る祖国に何度も涙した」。

 ウズベキスタンで朝鮮舞踊教室の開講を決意したのは、4月の春親善芸術祭典に出演した海外同胞芸術団の姿を見てから。ハンさんの思いはすぐに届き多くの受講生が集まった。そして、1997年に「モランボン芸術団」を結成(大会出場時は高統連芸術団)。今では同胞のみならずウズベキスタンの人びとに愛される芸術団として名を馳せている。

 「海外で生まれ育っても、祖国の舞踊を習い継承していくことによって祖国を実感してほしい」と話すハン団長は、団員たちにとって母のような存在だ。(琴)

[朝鮮新報 2008.4.28]