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「本当のコミュニティー作りたい」

朴光植さん 「げんき北大阪」会長

 社会保険労務士・行政書士として働くかたわら、30代を中心とした若い世代の同胞たちの集まりである「げんき北大阪」の会長を務める。

 「この地域には建設業に携わる同胞が多く、経済的にとても厳しい状況に置かれている。そんな時だからこそ、同胞たちが集まって共に助けあうことができる同胞コミュニティーを大事にしたい」と集いの代表としての思いを語った。

 今の自分があるのも、同胞社会と組織のおかげと話しながら、「自分が持っている資格を生かして、困っている同胞を一人でも多く助けてあげたい」とほほ笑む。

 現在の日本社会で希薄になりつつあるからこそ、「『げんき北大阪』を同胞なら誰でも受け入れ、みんなで面倒を見ていくというものにしたい。そして本当の意味でのコミュニティーを作り上げたい」と抱負を語った。(松)

[朝鮮新報 2008.6.16]