スープ料理の第一人者 |
リム・スンヒさん 文繍鍋料理店責任者 国内の料理選手権で4つの金メダルを獲得、「高3級」という国内最高の料理技術資格を持つ。 料理専門家の父から料理を学び、韓徳銖平壌軽工業大学食料学部では食品の発酵を専攻した。 スープ(朝鮮語でタン、ジャンなど)料理の第一人者としてその名を轟かすリムさん。古くから伝わる伝統料法を研究するため地方の農村を訪ね歩いた。ぼう大な量の文献や資料も読みあさった。 文繍鍋料理店に勤め始めて10年目。03年からは責任者として食堂の経営に携わるようになった。現在は経営のかたわら、後進の育成にも励んでいる。 連日超満員の同店。その秘訣について「伝統料法を守りつつオリジナルの味を出すこと」だと話す。 現在、自ら考案した民族料理に関する研究論文の執筆に奮闘している。【平壌支局】 [朝鮮新報 2008.6.30] |