top_rogo.gif (16396 bytes)

「一点の恥辱(はじ)なきことを」

森井睦さん 劇団「ピープルシアター」主宰

 「一点の恥辱なきことを」−詩人・故尹東柱の詩「序詩」の1節である。

 尹の詩集を読み感銘を受け、関係書を読み漁った。そして、その生き方に魅せられたという。

 劇団「ピープルシアター」を主宰し28年。同1節を題に掲げ、7月16〜21日、東京・両国の「シアターX」で第46回公演を行う。これは、03年に上演し、好評を博した「プラットホーム・光の夏」のリメイク版。

 固有の言葉と文字で故郷に想いをはせた尹の詩。靖国問題や歴史認識を巡り、東アジア諸国との溝が深まる今、過去を直視し、現代と未来に友好と平和の架け橋を築こうとする人々を力強く励まし続けている。

 「尹東柱の詩の世界は、過去のことだけじゃなく、現代にもつきつけられる言葉」。「もう一度、人間の心を見つめ、生きる意味、思索の原点を問い直そう」と呼びかける。(裕)

[朝鮮新報 2008.7.7]