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映画、ドラマ音楽奏でる

キム・チョンミさん バイオリン奏者

 朝鮮で大ヒットし、昨年のカンヌ国際映画祭でも上映された、映画「ある女学生の日記」。バイオリンで奏でられる主題歌を演奏しているのが、キムさんだ。実はこの映画、キムさんのデビュー作でもある。以来、数多くの作品にバイオリンの音色を吹き込んできた。

 映画やテレビドラマの音楽を手がける「映画・放送音楽団」に入ったのが6年前。まだ27歳と若いが、10人いるバイオリン奏者の中でトップのレベルにある、とは関係者談。

 音楽好きの母親の影響から、幼稚園の時にバイオリンに触れた。他の楽器も試してみたが、バイオリンの繊細な音色が、もっとも自分に合っていたと話す。

 一般の楽器奏者のように舞台の上で演奏することはないが、映画やテレビを通じて多くの人たちが、彼女が奏でるバイオリンの旋律に魅了されている。(茂)

[朝鮮新報 2008.7.14]