處容紗帽(チョヨンサモ)は、處容舞を舞うときに處容仮面とともに使った。竹を組んで形を作った後、紙を貼って方位に合わせた色の花を描いた。帽子の上には牡丹の花と、桃の枝についた赤い桃を装飾した。
トンリョン花冠は舞童服飾のひとつで、舞童がかぶった花冠をさす。仮面の上には蓮の花が垂れ下がるように飾り、下には蓮の葉を垂らして飾った。
(出展「李朝服飾図鑑」=朝鮮文学芸術総同盟出版社、1962年版より)
[朝鮮新報 2008.7.16]