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北東アジアに平和の虹を

筒井由紀子さん KOREAこどもキャンペーン事務局長

 8回目を迎えた「南北コリアと日本のともだち展」では、日本そして北南朝鮮の子どもたちに、それぞれの地域で6枚の大きな水色の紙に折り紙をちぎって虹の一部分をつくってもらい、それらをつなぎ合わせる協同制作に取り組んだ。

 「作品が届かないかも! とドキドキしたけど、絵画展の一週間前に無事届き、合わせてみたらこんなに素敵な虹の橋がかかった」と筒井さん。「平壌からもこんなにかわいらしい子どもたちの絵が届いて…。日朝関係が厳しい中、絵画展の趣旨をしっかり理解して、絵を描いてくれている。続けてきてよかった。気持ちが通じているのだ」とうれしそうだ。

 東京展では、平和を願うたくさんのメッセージが託された。今後、平壌・ソウルを巡回し、平和のメッセージをさらに増やしていく予定だ。(潤)

[朝鮮新報 2008.7.22]