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出会うことが始まり

水谷金之さん 国際ロータリー愛知訪朝団副団長

 2〜6日に朝鮮を訪問した国際ロータリー愛知代表団(21人)の発起人で、代表団の副団長を務めた。国際ロータリーは各国の企業家たちの集まりで、愛知県だけで会員数は5800人に及ぶ。

 昨年は有志4人で訪朝したが、そのときにすでに今年の訪問団結成を決意していたという。「初めて見る朝鮮は日本で伝えられる姿とはまるで違った。それを伝えたかった」と水谷さん。今年春から訪朝の呼びかけを始めたが、最初はほとんどの人が反対したという。それでも、「マスコミが伝えない本当の朝鮮」を見ようとメンバーが集まった。

 朝鮮を訪れた代表団のメンバーは、「自分の想像とはまるで違っていた」と口をそろえたという。

 隣国でありながら遠い朝鮮との距離を縮める方法は、「出会うこと」だと信じる。来年の訪朝もすでに心に決めている。(茂)

[朝鮮新報 2008.8.18]