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愛国の灯火を再び

趙昌宗さん 総連京都・南支部 山王分会長

 ここ数年有名無実だったが7月に総会を開いて再建された、総連京都・南支部山王分会の分会長を務める。

 「山王分会は、南支部ではもちろん、京都でももっとも伝統のある分会。1世たちが血と汗で守ってきた分会を私たち2世、3世がつぶしてはいけない、灯火を消してはならない」と分会長を引き受けた。

 分会長を引き受けたきっかけはもう一つある。それは、ある人から「RCC問題など不当で理不尽な日本当局による弾圧に、手をこまねいていられるのか」と言われたことだ。

 「在日同胞を守るのは私たち自身。分会を活性化させて同胞たちがいつでも頼ってこられるような場を作りたい」と抱負を語る。

 新たな分会委員たちはすべて30代、40代の若手。総会後の食事会では分会長も含め今後、同胞たちと力を合わせて、分会活動を盛り上げていこうとの語らいが続いた。(松)

[朝鮮新報 2008.8.25]