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朝鮮芸術の美しさを

画家・朴正文さん 来月、銀座の松屋で個展

 来月3日から9日まで画家・朴正文さん(功勲芸術家)が、東京・銀座の松屋7階画廊で個展を開く。

 華やかかつ力強い作風で多くのファンを魅了する朴さんが、画家を目指すきっかけとなったのは、日本の小学校に通っていた10歳の頃。在日同胞画家たちによる巡回展で、同胞たちの生活の悲喜を描いた数々の作品に出会い、強烈な印象を受けた。中学・高校と民族教育を受け、社会主義リアリズムに目覚める。二度目となる今回の個展では、「朝鮮芸術の美しさと、在日同胞の力強い生き様をたくさんの人に観てもらいたい。そして、かつての私がそうであったように、この展示会が若い世代の活動の励みになってくれたらうれしい」と語る。

 個展では、朝鮮の美しい舞踊家の姿を描いた「高句麗の舞姫」「剣の舞」など約70点の油彩画・パステル画が展示される。(潤)

[朝鮮新報 2008.8.25]