日本と朝鮮の女性たちを結ぶ |
小泉喜子さん I女性会議中央本部共同代表 8月、「日朝友好女性訪朝団」の一員として初めて朝鮮を訪れた。金正淑託児所、綾羅小学校など子どもたちの生活の場に足を運び、働く女性たちの話を聞いた。 「朝鮮では赤ちゃんが生まれると、ミルクばかりでなく母親の米まで支給される。平壌では小学校が200メートルごとに建っていて、子どもが大きな道を渡って登校することがないよう町が作られている。女性教師は出産後も同じ職場で働くことができうらやましく思った。日本ではいまだ出産後元の職場に復帰できる女性は30%程度」と話す。 神奈川県出身、朝鮮を敵視する米軍基地の多い町で暮らしてきた。 「日本の軍事大国化を止めるため、国交正常化を実現して平和をめざす。そのため私たちにできることがある。日本と朝鮮の女性たちを結ぶのもそのひとつ」と力強く語った。(潤) [朝鮮新報 2008.9.22] |