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食で健康を支える

張日怜さん 管理栄養士

 食と健康に興味を持ち、臨床の世界に飛び込んだ。

 横浜労災病院の管理栄養士として、朝から晩まで外来および入院患者の栄養指導に当たっている。

 「一日中話すことが仕事なんですよ」と笑顔を見せる。

 自身も食べることと体を動かすことが好き。料理の腕前もなかなかだ。カバンの中にはチヂミや即席キムチ、トック、ナムルなど、簡単にできる朝鮮料理のレシピをしのばせ、患者やその家族にプレゼントすることも。

 仕事のやりがいは「手術後、食事をまったく摂れなかった人が食べられるようになったとき、食事によって薬の量が減ったときなどに感じる」と話す。

 いずれは「食と健康」をテーマにした総合的な施設を作りたいと夢を語る。

 休日は、ハイキングなどをして気分転換を図る。富士山登頂、ホノルルマラソン完走の経験も持つ。(潤)

[朝鮮新報 2008.10.27]