52年連続で金剛山歌劇団公演 長野3地域で6500余人観覧 |
長野県の3地域で金剛山歌劇団「大河」公演が盛大に開かれ、延べ6公演、6500余人が観覧した。 10月23日、中・南信地区公演(主催=同公演実行委員会)が松本市の長野県松本文化会館で行われた。
総連中央の許宗萬責任副議長と総連長野県本部の李光相委員長、実行委員長の李源秀総連南信支部委員長、日朝松本市民の会の杉本文男会長、社民党長野県連合の中川博司幹事長、学校法人松本歯科大学の野本光志顧問、日朝長野県民会議の高橋博久代表委員をはじめ、同胞や日本市民ら2000余人が観覧した。 これに先立ち、東信地区公演(主催=同公演実行委員会)が21日、上田市の上田市民会館で開かれた。 李光相委員長と実行委員長の金国経総連東信支部委員長代行、日朝上小地区の会の深井計美会長をはじめ、同胞や日本市民ら2000余人が観覧した。 長野朝鮮初中級学校の生徒たちも出演し、チャンゴの演奏を披露した。 また、北信地区公演(主催=同公演実行委員会)が20日、長野市の長野県県民文化会館・大ホールで催された。 李光相委員長と実行委員長の沈正銖総連北信支部委員長、日朝長野市民の会の三上孝一郎会長、日朝長野県民会議の喜多英之事務局長をはじめ、同胞と日本市民ら2500余人が観覧した。 23日の公演で責任副議長は、歌劇団の公演の成果を祝し、団員たちや実行委員たちと記念撮影をし団員たちを激励した。 長野県では金剛山歌劇団(前身は在日朝鮮中央芸術団)が結成された翌年の1956年から52年間、絶え間なく公演が行われてきた。 歌劇団の公演は、同県に住む1世たちによって主催され、伝統化された運動のひとつの形態として、世代が変わってもずっと受け継がれてきた。とくに、ここ数年は内外情勢と経済状況が難しい中でも、同胞と良心的な日本市民たちが一つになり、公演を成果裏に組織、運営してきた。 また、民族の団合を成すためにも大きな力になっている。 今後も連続公演の記録を更新できるよう、朝・日の人々は力を合わせていこうと決意を新たにしている。 [朝鮮新報 2008.11.5] |