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名山の魅力伝える案内人

カン・チョルジンさん 七宝山国際旅行社ガイド

 朝鮮の名山、七宝山の観光を一手に引き受ける旅行社で観光客の旅先案内人を務める。

 地元咸鏡北道の清津出身で25歳。平壌外国語大学で日本語を学んだ。数年間、現地実習生として経験を積み、今年、正式採用になった。経済、貿易関係を希望していたが、今はこの仕事に全力投球だという。「最近、日本語を使う機会が少ないので、練習も兼ねて」と、日本語を交えながら受け答えしてくれた。

 同社は、七宝山の開発に関する金正日総書記の1996年の指導を機に98年設立、今年で創設10年目を迎えた。現在、七宝山には中国や欧州諸国からの旅行客が多い。数は少ないが日本人団体が訪れることも。

 若さあふれるガイドぶりで観光客の評判も上々だったカンさん。「七宝山の素晴らしさをもっと多くの人びとに伝えたい」と目を輝かせた。(相)

[朝鮮新報 2008.11.10]