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児童舞踊指導の第一人者

ユ・スクリョンさん 平壌教員大学舞踊講座教員

 万景台学生少年宮殿、平壌教員大学体育舞踊学部で専門的に舞踊を学び現在、母校で児童舞踊教育の第一人者として教べんをとっている。

 「児童舞踊において動きとともに重要なのが表現だ。教員自身が子どもになった気持ちで動きを表現しなければならない」と語る。

 ユンさんは昨年、祖国を訪問した朝鮮大学校の学生に児童舞踊を教えた。

 「日本で民族の魂を守っている若い子たちの姿に深く感動した」と話す。

 実は、ユンさんは1983年に平壌学生少年芸術団の一員として日本を訪れている。「アリとセミ」という朝鮮の童話を題材にした舞踊で主役のセミ役を務めた。

 そのとき惜しみない声援と絶賛を送ってくれた在日同胞の姿が今でも思い浮かぶという。【平壌支局】

[朝鮮新報 2008.11.17]