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独学で「ボイパ」に挑戦

金竜史さん 広島初中高 高級部2年生

 広島朝鮮初中高級学校学園祭恒例企画「ハモヒロ」でボイスパーカッション(ボイパ)を披露した。

 「ハモヒロ」は、人気テレビ番組の企画がきっかけで流行したア・カペラ重唱コンテストの「広島版」。以前、同コンテストで優勝した姉の姿を見て、「自分もやってみたい」と思った。

 市内に住む同級生たちとチームを組んで出場。ただ、「自分は音痴だから」と「ボイパ」に挑んだ。

 ボイパは口で打楽器の音を奏でる技。無伴奏重唱においては、メロディ担当のメインボーカルとともに、とくに重要かつ難しいパートだ。図書館やインターネットを利用して独学、自己流で身につけたという。

 「広島朝高生の意地を見せたい」−その意気込み通り、軽快なリズムと迫力のある音でチームを牽引し独特なハーモニーを奏で喝采を浴びた。(泰)

[朝鮮新報 2008.12.8]