朝鮮のシンクロナイズドスイミング選手らが、８月の北京オリンピック参加資格の獲得に向け猛練習を行っている。

　すでに国際経験のあるワン・オクキョン（19）、キム・ヨンミ（19）、キム・スヒャン（19）の３選手は、４月に中国・北京で行われるオリンピック参加資格獲得のための競技に参加する。朝鮮の選手らは、デュエット種目に出場する。

　リュ・ジョンエ監督は、「参加資格の獲得に自信がある」と言う。

　ワン・オクキョン選手は２００６年３月、第１６回アジア水泳選手権大会シンクロソロ種目競技で３位となった。キム・ヨンミ、キム・スヒャン選手も第１５回アジア競技大会シンクロチーム種目に出場し３位を獲得している。

　朝鮮のシンクロ選手らは、昨年３月に行われた第１２回世界水泳選手権大会シンクロ競技にも出場した。このときの経験が奮発する機会になったと監督、選手らは話す。

　ワン・オクキョン選手は、「オリンピック出場を目指し集中力を基本としながらも、技術練磨に力を注いでいる」と話していた。【平壌支局】

［朝鮮新報 2008.3.5］