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徐吉嶺選手がラグビー日本代表に

トップリーグでの活躍が認められる

 朝鮮大学校ラグビー部初のトップリーガーでヤマハ発動機ジュビロ所属の徐吉嶺選手(23、写真)が、2008年度7人制日本代表に選ばれた。

 ラグビーの場合、国籍に関係なくそれぞれの国でプレーしている選手が代表に選ばれる(日本ラグビー協会規約第20章第171条は、日本代表選手として選出される資格を「日本で出生している、又は両親、祖父母のひとりが日本で出生している、又は第12章に定める登録を行った後引き続き満3年以上継続して日本に居住している選手」と定めている)。

 今回選出された徐選手は、香港セブンズ(28〜30日)、アデレードセブンズ(4月5、6日)などに出場する。

 徐選手は「まさか自分が選出されるとは夢にも思っていなかった。実力の高い選手が多い中、後輩らに勇気を与えたい。より高いレベルを求めて、また広い世界を見るためにも、自分のアイデンティティをしっかり抱いて、思い切りチャレンジしたい」と話している。

 今シーズン、徐選手はトップリーグ開幕戦(2007年10月27日)で逆転トライをあげ、一躍脚光を浴びた。その後も順調に試合に出場。全13節中、12試合(交代出場3試合)にウイング(WTB)として出場し7トライをあげた。(東)

[朝鮮新報 2008.3.5]