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朝大ラグビー部、OBらと交流試合

「もう一度、試合を」の一声で

 朝鮮大学校ラグビー部の若いOBら20人と現役選手による交流試合が15日、朝大で行われた(写真)。今回の行事は30代前半の卒業生らが「もう一度、大学時代のチームで試合をしよう」と発起し実現した。

 交流試合ではOBと現役選手らが全力を尽くす熱戦を展開、トライ数6−2で現役選手が勝利した。

 試合後の懇親会では、朝大ラグビー部の全源治名誉監督が、この日集まった教え子らを激励。また、新主将に任命された姜湧哲選手(体育学部4年)は、「忙しい中、こんなにも卒業生らが集まって試合をしてくれてありがたく思っている。創部40周年を迎える今年、かならず中央大会3連覇と関東リーグ2部昇格を達成したい」と決意を述べた。

 また、発起人のひとり、金龍州さん(1997年度主将)は「今回、OB、現役学生ら、そして恩師である全源治名誉監督にとっても良い行事になったことがなによりもうれしい。これを機に今後も朝大ラグビー部OB会の活動を活発に行い会員間の交流、部への支援活動を積極的に行っていこう」と呼びかけ、この日集ったOBらも賛同した。

 朝大を卒業後、現在専従として鳥取で活動する任国主さん(1998年度主将)は「今回のような行事を定期的に行い、次の機会には全国にいるOB、その親友、家族らも集まって交流を深める行事を催したい」と話していた。(李鍾基・朝大ラグビー部監督)

[朝鮮新報 2008.3.26]