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〈第19回全国高校ボクシング選抜大会〉 東京朝高・李栄柱選手 準優勝

長いリーチを生かし健闘した李栄柱選手(左)

 第19回全国高等学校ボクシング選抜大会(兼JOCジュニアオリンピックカップ)フライ級決勝が26日、熊本県立総合体育館で行われ、東京朝鮮中高級学校・李栄柱選手(高2)がポイントRSC(3R38秒)で太宰府高(九州ブロック)の豊田大選手に敗れた。

 李栄柱選手は長いリーチを生かし1Rからアウトボクシングを展開したが、2Rに相手の右ストレート、ボディなど有効打を浴びた。

 準優勝した李栄柱選手は「悔いが残る。相手は強かった。夏のインターハイでは優勝したい」と誓っていた。

 また、東京朝高・金尚洙監督(34)は大会を総括し、「選手らはよくがんばっていた。大会を通じて新たな課題もできた。さらにレベルアップする必要がある」と話していた。

 一方、優勝した豊田選手は「リーチが長くてやりづらかった。インターハイで負けないようがんばりたい」と語っていた。

 選抜大会には東京、大阪の朝高5選手が参加した。

 大阪朝高・金成龍(フェザー級)、劉明剛(ウェルター級)の2選手はそれぞれ1勝しベスト8、東京朝高・徐将希(バンタム級)、金徳成(フェザー級)の2選手は1回戦で敗退した。(東)

[朝鮮新報 2008.3.26]