top_rogo.gif (16396 bytes)

在日同胞登山家・鄭義哲さん チョモランマ登頂へ

成田出発

 在日同胞登山家・鄭義哲さん(36、東京都在住)が3月28日、ネパール、中国国境の世界最高峰チョモランマ(8848メートル)の登頂を目指し、成田空港を出発した。

 鄭さんは7大陸最高峰(セブン・サミット)の制覇を目指し、3年前から挑戦。残るはチョモランマ登頂だけだった。

 出発に先立ち3月26日、在日本朝鮮人体育連合会(体連)主催の壮行会が都内のレストランで開かれた。体連の李清敬理事長、在日本朝鮮人登山協会の金英名誉会長ら関係者約10人がかけつけた。

 あいさつに立った李理事長は、「鄭さんが無事に登頂に成功することを同胞みんなで見守りたい。在日同胞の間では登山愛好家が急増しており、鄭さんがさまざまな困難を克服し、7大陸最高峰に挑み続けてきた姿は同胞たちを今後も励まし続けるだろう」と述べた。

 また、鄭さんも答礼のあいさつに立ち、「多くの同胞らが温かい支援を寄せてくれていることに心から感謝したい。今回、成功すれば、共和国国旗を山頂に掲げ、同胞みんなとその喜びを分ち合いたい」と力強く語った。

[朝鮮新報 2008.4.2]