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朝高生、インターハイ出場へ ボクシング

大阪・金成龍、劉明剛選手

 インターハイ出場をかけた第31回近畿高等学校ボクシング選手権大会が6月20日から22日にかけて奈良県立王寺工業高で行われ、4月の大阪府予選を勝ち抜いた大阪朝鮮高級学校ボクシング部の劉明剛(高3、ウェルター級)、尹成得(高3、ミドル級)の2選手が出場した。

 劉選手は1回戦で奈良県代表の選手を1R失格勝ちで破った。決勝戦では、滋賀県代表の小西弘克選手を相手に、長いリーチとノーモーションの左ストレートでポイントを重ね主導権を握り、2、3Rでスタンディングダウンを奪うなど大差の判定で圧勝した。

 一方、昨年のインターハイミドル級チャンピオンである尹選手は決勝戦でポイントを重ねたが、1R1分に接近戦で相手選手のひじが顔を捉えまぶたを切ってしまい、出血は少なかったもののドクターストップがかかりRSC負けとなった。朝高生初のインターハイ2連覇の夢は消えてしまったが、国体での活躍に期待したい。

 これにより、7月28日から8月3日にかけて埼玉県獨協大学35周年記念アリーナで開催されるインターハイには、すでに出場を決めていた金成龍(高3、フェザー級)、今大会で出場を決めた劉明剛の2選手が出場する。【大阪朝高ボクシング部】

東京・李栄柱、徐将希、李昌和選手

 今年度の東京都高校ボクシング選手権大会が6月14、15、22の3日間、駿台学園高で行われ、李栄柱(バンタム級)、徐将希(フェザー級)、李昌和(ライトウェルター級、すべて高3)の3選手が優勝しインターハイ出場を決めた。【東京朝高ボクシング部】

[朝鮮新報 2008.7.2]