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〈在日サッカー協会のページ〉 在日朝鮮学生選抜がグアムへ出発

グアムに出発したU−14朝鮮委任代表の選手たち

 東アジア連盟(EAFF)に加盟する10の国と地域で競われる「EAFF・U−14ユースフェスティバル2008グアム」(6〜10日)に朝鮮の委任代表として参加する在日朝鮮学生選抜の選手らが4日、成田国際空港を発った。

 東京朝鮮中高級学校では結団式が行われ、選手らの表情は期待に満ちあふれていた。結団式後、東京朝中サッカー部との練習試合が行われた。

 大会は開催地のグアムのほか、中国、チャイニーズ・タイペイ、香港、日本、南朝鮮、マカオ、モンゴル、北マリアナ諸島(準加盟)と朝鮮の14歳以下の選手らで行われる。

 5チームずつ2組に分かれリーグ戦を行い、各組の上位2チームと3位の成績上位チームの計5チームが決勝リーグに進出する。

 選抜チーム監督と主将の意気込み、7日時点での結果は以下のとおり。

 朴秀勇監督(東大阪中級監督) 祖国の配慮のなか、在日同胞生徒が朝鮮民主主義人民共和国の委任代表として参加できることは栄誉である。U−14のカテゴリーで国際大会に参加することは、生徒らにとって良い経験、財産になるだろう。代表として参加するからには良い結果を残したい。また、ウリハッキョ(朝鮮学校)の生徒らしく過ごしてきたい。

 温盛泰主将(東京朝中3年) みんなで団結して試合では良い結果を出したい。そして朝鮮人としての誇りを持って行動し試合にも参加する。見送ってくれた学校の仲間たち、両親、応援してくれている在日同胞の期待に応えられるようがんばりたい。

▼朝鮮代表(グループB)の試合結果

 vs香港 1−0 ○
 vsマカオ 4−0 ○
 vs北マリアナ諸島 9−0 ○

「第5回JOINT★POMDORI」

白熱戦が展開された第5回JOINT★POMDORI

 「第5回JOINT★POMDORI」が6月28日、東京朝鮮中高級学校グラウンドで行われた。同大会はこれまで、在日本朝鮮人蹴球協会が普及育成事業として初級部低学年を対象に行ってきたサッカースクール参加者が練習会形式で行ってきた。今回は日本のクラブチームを招請し試合形式で行った。

 今回、日程の関係で参加できなかった横浜教室以外の東京第1、東京第3、東京第5、千葉と稜南FC、コアラSC、KSCウェルネス、清和イレブンの2、3年生チーム間で順位を決めない交流試合をたくさん行った。

 初の試みに参加したコーチらも「楽しくできた。順位を争うことばかりではなく、いろんなチームと対戦できて良い経験となった。今後もこのような機会があればぜひ誘ってほしい」と述べていた。

 また、対外試合を初めて経験した生徒ら、同大会に子どもたちを連れてきてくださる学父母にも良い刺激になったようだ。【在日本朝鮮人蹴球協会】

[朝鮮新報 2008.7.9]