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「鄭大世選手応援会」が激励交流会 アジア最終予選に弾みつける

6月29日に行われた激励交流会

 「川崎フロンターレ鄭大世選手応援会(テセフレンズ)」が6月29日、川崎グランドホテルで「W杯アジア3次予選共和国突破祝賀、川崎フロンターレ鄭大世選手激励交流会」を催した。激励会には川崎フロンターレの武田信平社長をはじめ、在日本朝鮮人神奈川県体育協会の崔哲会長や各機関の代表、川崎・南武の地域同胞、朝鮮学校生徒、そして埼玉をはじめとする他地方の同胞と、練習生時代から支えてきた「テセ会」メンバーも含め総勢70人が参加した。

 激励会は、鄭選手の「約束どおり3次予選を突破してきました!」という力強い言葉とともに始まり、武田社長、崔哲会長があいさつした。

 各テーブルを回りながら交流を深める鄭選手。ある参加者から、最終予選でBグループに入った感想を聞かれると、「相手が強いほど燃える。必ず予選を突破したい」と力強く語った。

各テーブルを10分ずつ回りながら、同胞と話も弾む鄭大世選手(中央)

 この日、鄭選手が使用したグッズやトレーニングウェアをジャンケンで勝った参加者にプレゼントする「テセグッズ争奪ジャンケン大会」が行われ、3人の初級部生徒が勝ち残り鄭選手本人から貴重なグッズがプレゼントされた。

 川崎フロンターレのジャージを手に入れた生徒は「W杯予選を突破してJリーグでも優勝してください!」と応援。鄭選手は「(最終予選を突破して)W杯の試合では、テレビを通じてまた会おう! Jリーグでも優勝するから応援よろしく!」と応じていた。

 応援会では、最終予選突破への期待と激励の意を込め、黒、白、水色のフロンターレカラーで最新モデルのスパイクを準備した。金一男会長がスパイクを手渡すと鄭選手は、うれしそうな表情を浮かべていた。【「テセフレンズ」事務局】

[朝鮮新報 2008.7.16]