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平壌でFIFA協力講習、国内監督30余人参加

 平壌の金日成競技場で国際サッカー連盟(FIFA)の協力講習が行われている(7月3日〜8月30日)。

 今回の講習は今年、朝鮮体育指導委員会代表団がスイス・チューリッヒにあるFIFA本部を訪問した際に合意した交流計画の一環として行われているもの。FIFAの発展計画に沿って開催された講習は今回が初めてだ。

 講習には平壌市、鯉明水、月尾島、機関車など国内体育団の監督30人余りが参加している。FIFA議長と技術局長推薦のアンディ・エグリ氏(50、元スイス代表)が講師を担当している。

 講習内容には、最近、世界サッカー界で導入されている新しいトレーニング理論と方法などの理論講習をはじめフィジカル、技術、戦術訓練などの実技も盛り込まれている。

 講習では6月に行われた欧州選手権など地域別選手権大会で展開された各国の戦術と競技運営システムに対する理論講義と質疑応答も活発に繰り広げられている。

 一方、プロ選手として活躍しチーム監督の経歴も持つアンディ・エグリ氏の経験談も参加者の注目を集めている。

 平壌市体育団のリ・ジョンマン監督は「講習を通じて多くを学んでいる。世界のすう勢を知り、監督としての資質を向上させる良い契機だと考えている」と話した。【平壌支局】

[朝鮮新報 2008.7.25]