オ・ジョンエ選手はスナッチ９５キロ、クリーン＆ジャーク１３１キロのトータル２２６キロの成績を上げた。

　「最善を尽くしたい」と語っていたオ・ジョンエ選手。オリンピック初出場で銅メダル獲得は十分評価されうる結果だ。しかし試合直後、「祖国はもっと高い成績を期待したのに届かなかった」と悔しがった。

　「うまくいけば２位だったのに」と語ったとおり、２位のロシアの選手とはトータルで１キロ差だった。

　オ選手は「９月の共和国創建６０周年に金メダルを贈ろうという思いで出場した。次は必ず１位を取りたい」と力強く語った。

　表彰台で共和国国旗を眺めながら「次は必ず優勝する」と決意を新たにしたオ選手は、観客席の朝鮮人応援団に向かって「本当にありがとうございます」と大きな声を出して感謝の意を表した。

　また、優勝候補に挙げられていたウエイトリフティング男子５６キロ級のチャ・グムチョル選手（21）は惜しくも５位に留まった。

　チャ選手は「重量調整をうまくできなかった。申し訳ない」と反省しつつ、朝鮮人民、在日同胞ら海外同胞らに「これほど熱烈に応援してくれて感謝している」と述べた。

［朝鮮新報 2008.8.13］