【天津発＝李東浩記者】朝鮮のパク・ヒョンスク選手（23）がウエイトリフティング女子６３キロ級で金メダルを獲得したニュースを聞き、女子サッカー応援のため天津オリンピックセンタースタジアムを訪れていた「第２９回オリンピック競技大会朝鮮応援団」は大いに沸いた。

　キム・ミョンスクさん（50）は「若くして祖国の栄誉を轟かせたパク・ヒョンスク選手を大変誇りに思う」と喜んだ。

　パク選手が鴨緑江体育団で選手生活を始めた頃のことを知るキム・チョルホさん（54）は「優勝するとは思いもしなかった。とてもうれしい。この金メダルはわれわれみんなの喜びであり誇りだ。普段は寡黙でおとなしい性格だが、練習での集中力はすごい。他の選手たちもパク・ヒョンスク選手のように１位を目指してがんばってほしい」と興奮気味に語った。

　朝鮮の女子ウエイトリフティング選手たちは、世界に名を轟かせたリ・ソンヒ選手が築いた伝統を受け継いできた。応援団のメンバーらは、このことを誇らしく思っていると述べた。

［朝鮮新報 2008.8.13］