４年ぶりにプリンスリーグへ

　大阪朝鮮高級学校サッカー部が今年度の「大阪U−１８（１８歳以下）サッカーリーグ２００８」を制し、来年度の「JFAプリンスリーグU−１８関西２００９」（２部）に出場することになった。大阪朝高の上部リーグ昇格は４年ぶり２回目となる。

　大阪朝高は８月２３日、万博・大阪サッカーグラウンドで行われたグループ１位同士による大阪リーグ１部の決勝戦で大阪産業大学付属高と対戦。前半２０分に慎成允選手（高３）のロングシュートで先制した。後半開始直後に同点打を食らうも、５分に金正義選手（高３）、２６分には朴秀晟選手（高３）が加点し、３−１で勝利した。

　大阪朝高・康敏植監督は「強豪を相手に結果を残すことができた。勝利に慢心することなく、２年ぶりの選手権大会出場に向け、手綱を締めなおしたい」と話す。

　また、慎宰弘主将（高３）は「後輩たちに大事な手土産を残すことができた。今年の目標である『全国制覇』に向け、今回の優勝はひとつのきっかけとなった。まずは選手権出場を果たしたい」と抱負を述べた。【大阪朝高サッカー部】

［朝鮮新報 2008.9.3］