top_rogo.gif (16396 bytes)

キム・ジョン選手 平壌国際卓球招請大会で3冠

北京五輪にも参加

 平壌の青春通り卓球競技館で行われた第22回平壌国際卓球招請競技大会(8月28日〜9月1日)で19歳のキム・ジョン選手が大活躍した。

 朝鮮、中国、インド、モンゴルから60余人の選手が参加した今大会で、キム・ジョン選手は女子団体とシングルス、ダブルスで優勝し、3つの金メダルを獲得した。

 キム選手はとくに、シングルス競技の準決勝、決勝で対戦した中国人選手との試合で高い技術を見せた。

 決勝の相手である中国のリ・ヒョダン選手(18)は昨年、アジア青少年卓球選手権大会と世界青少年卓球選手権大会の団体、シングルス、ダブルスで金メダルを獲得した実力者。キム選手はリ選手との決勝を4―1で制した。

 咸興出身のキム・ジョン選手は最近、国際大会で好成績をあげている国内の前途有望な卓球選手だ。とくに、今年2月に行われた第49回世界卓球選手権大会で世界レベルを誇る中国のワン・ナム選手を3−1で退け、世界の卓球界を驚かせた。

 また今夏、中国・北京で行われた第29回オリンピック競技大会にも参加し貴重な経験を積んだ。

 今大会で朝鮮チームは男女団体と、男子ダブルス(キム・ヒョクポン選手、キム・チョルチン選手)、女子ダブルス(キム・ジョン選手、キム・ヘソン選手)、女子シングルス(キム・ジョン選手)でそれぞれ優勝した。【平壌支局】

[朝鮮新報 2008.9.17]