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国体出場選手紹介 ボクシング、重量挙げに朝高、朝大選手らが出場

 第63回国民体育大会「チャレンジ! おおいた国体」の本大会が27日から10月7日まで大分県大分市などで行われる。先行開催された水泳競技では、京都朝鮮中高級学校の蔡知怜選手(高2)が13日に別府市営青山プールで行われた少年女子Aの200メートル平泳ぎ決勝に出場。2分34秒20の記録で7位入賞を果たした(※15日に行われた400メートルメドレーリレーは予選落ち)。

 28日からは津久見高等学校体育館(津久見市)でボクシング競技が始まる(10月2日に決勝)。同競技には大阪朝鮮高級学校の尹成得選手(高3)、劉明剛選手(高3)、神戸朝鮮高級学校の李俊憲選手(高2)が出場する。

 また、朝鮮大学校の金在鴻選手(体育学部2年)をはじめ成年の部にも在日同胞選手が出場する。ウエイトリフティング競技には、北海道朝鮮初中高級学校の徐文平選手(高3)が「最後の部員」として出場する。

 国東市のアストくにさきアグリホールで開催される徐選手の試合は10月6日に行われる。「全国」の桧舞台で期待される朝高勢の活躍に注目したい。以下、参加選手らを紹介する。(李東浩記者)

▼ボクシング(@階級A身長B出身中級部CスタイルD公式戦戦績E主要大会成績F抱負)

劉明剛選手(大阪朝高3年)

@ウェルター級A185センチB東大阪C左アウトボクサーD13勝(4RSC)4敗E07年度インターハイ、07年度選抜大会(ベスト8)、08年度インターハイ(ベスト8)出場F選抜、インターハイとベスト8の壁を越えられなかったので、国体ではその壁を越えて悔いのないよう高校ボクシング生活を終えたい。

尹成得選手(大阪朝高3年)

@ミドル級A178センチB東大阪C左ファイターD14勝2敗(9RSC)E07年度インターハイ優勝、07年度国体3位F今年、最初で最後の全国大会。監督に教わったすべてを出し切って一戦一戦試合をしたい。優勝以外は考えていない。

李俊憲選手(神戸朝高2年)

@フェザー級A172センチB神戸C右ボクサーファイターD7勝(6RSC)4敗E08年度兵庫県総体優勝、08年度インターハイ出場Fインターハイでは悔しい思いをして結果を出せなかった分、国体では神戸朝高、そして兵庫県代表として周囲の期待に応えられるよう、自分の力を出しきって悔いのない戦いをしたい。

 【成年の部】

 金在鴻選手(朝大体育学部2年、ライトウェルター級)
 朴善暉選手(近畿大3年、ウェルター級)
 朴忠南選手(同志社大4年、ミドル級)

 【監督、コーチ】

 宋世博教員(大阪朝高、少年男子・大阪府代表監督)
 金潤徳教員(神戸朝高、少年男子・兵庫県代表監督)
 梁学哲校長(大阪第4初級、大阪府連盟指定特別強化コーチ)

▼ウエイトリフティング(@階級A身長B出身中級部C主な戦績D抱負)

徐文平(北海道初中高・高級部3年)
@105キロ超級A175センチB北海道C05年度全中準優勝、06、07年度インターハイ、07年度選抜大会、07年度国体出場、08年度インターハイ3位D北海道朝高ウエイトリフティング部最後の大会になるので、今まで応援してくれた同胞たちや、自分の仕事も顧みず毎日練習を指導してくれた監督、コーチのためにも必ずインターハイ以上の結果を出して最後を締めくくりたい。

[朝鮮新報 2008.9.24]