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応援マナーについて考える

 夏の在日朝鮮初級学校学生中央サッカー大会(コマチュック)、秋の在日朝鮮学生中央体育大会。朝鮮学校生徒が一堂に会し競技を行うのはこの二つである。

 二つの大会の応援に来る学父母の数は年々増えており、大会の雰囲気は盛り上がっている。

 しかし、残念なことに問題になるのが大人のマナーだ。コマチュックでも何度も問題になり、注意事項として強調されてきた。

 以前に比べてコマチュックの応援マナーは良くなってきているが、まだまだである。

 今回初めて駒沢に中級部の試合の応援に行かれた方からメールが届いた。内容は応援とは言いがたい罵声、審判に対する暴言など、あまりにもひどいマナーに関する指摘だった。

 暑い夏休みに一生懸命練習して、それぞれの集大成として試合でがんばっている子どもたちのプレーが、一部の大人たちの心無い言動によって傷つくことになる。

 試合中のプレーヤー、審判に対する暴言、罵声はあってはならない。これはどんな大会でも同じだ。

 蹴球協会としても審判のレベルアップに積極的に取り組んでいる。今後、より良い大会にしていくため、努力を惜しまない所存である。

 ピッチで走っているのはウリハッキョの子どもたちである。蹴球協会、審判、学父母の三者が心を合わせ、子どもたちのための大会を創りあげていきましょう。

 試合終了のホイッスルのあとは、勝敗に関わらず全力を尽くした子どもたちに温かい拍手を送ってあげましょう。

[朝鮮新報 2008.9.24]