朝鮮大学校職員で同大ボクシング部出身の任成壎さん（22、ライト級、写真）が第７８回全日本アマチュアボクシング選手権大会（１１月１２日〜１６日、新潟県）の地方予選となる東京都選手権大会（６日〜１４日、東京都日野市）に出場し、優勝した。

　任選手は、準決勝で早稲田大学１年で高校３冠（インターハイ、選抜大会、国体）の選手に勝利。決勝では日本ランキング２位の選手（法政大学）を下した。

　任選手は「絶対に諦めないという気持ちと挫折を乗り越え得た今回の優勝を、来月に一周忌を迎える李成樹先生にささげたい。今後、祖国と在日同胞社会に感動と勇気を与える存在になりたい」と語った。

　一方、金在鴻選手（体育学部２年、ライトウェルター級）が国体の東京都代表に選ばれ、関東ブロック大会を突破し大分県で行われる本大会（９月２７日〜１０月２日）に出場する。【朝大ボクシング部】

［朝鮮新報 2008.9.24］