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コマチュック優勝 生野初級が祖国へ

3日から11日まで

決勝で東京第1に2−0で勝ち、優勝した生野の選手たち(8月、兵庫県)

 第30回在日朝鮮初級学校学生中央サッカー大会(8月7〜9日、兵庫県)の11人制で優勝した生野朝鮮初級学校サッカー部が「在日朝鮮初級学校学生サッカー選手団」(団長=同校・尹誠進校長)として3日から朝鮮を訪問する。

 祖国では、同世代の名だたるチームを相手に親善試合を2回、練習試合を4回行う予定だ。

 選手、学父母らは、祖国を訪問し試合ができることを喜んでおり、゙尚志主将らは「まだ見たことのない祖国にいけると聞いて本当にうれしい」「早く行って祖国の選手たちと交流したい」などと話している。

 また、朴宜良、鄭芳実、李美華さんらオモニたちは、「多感なこの時期に祖国を訪問することは、良い思い出になるだろう」「祖国で何を見て聞いて感じたのか、早く聞きたい」「祖国の真の姿を見て祖国というものを体感してもらいたい。生まれ育った場所は違うけれど、本名で生活できる祖国でたくさんのことを習ってくれたら」と、祖国訪問の意義を強調する。

 一方、崔昌治さんをはじめ、アボジたちも子どもたちの成長に期待しており、基金事業を行い選手団を支援した。

 尹誠進校長は「生徒たちに祖国の真の姿を見せることで、サッカーの技術だけでなく精神的にも大きく成長できるよう支えていきたい」と話していた。

 選手団は万景台、主体思想塔、玉流館をはじめ平壌市内と妙香山なども参観し連携学校との交流会も行い、10月11日に帰国する。(丘)

[朝鮮新報 2008.10.1]