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〈在日バスケ協会のページ〉 学校紹介@ 横浜初級

 今期、大躍進を遂げた横浜朝鮮初級学校を紹介する。監督の情熱、子どもたちの決意、父母の協力など、「強豪チーム」への意気込みが感じられる。

 私が赴任した2006学年度、男女バスケ部が総勢21人で結成され、監督を任された。無理なく楽しむ「球技部」が突然、本格的な「体育会系クラブ」になったものだから、初期にはこの「温度差」に大変とまどった。

横浜初級男子チーム

 数カ月後、「第4回ヘバラギカップ」に初出場したが、男女合わせて5試合に出場し総得点7、失点221の大惨敗だった。情けなさと悔しさで涙が出てきた。子どもたちには何の罪もない、子どもたちに申し訳ない、喜びも悔しさも何も与えてあげられなかった、すべて自分の指導が悪いのだと言い聞かせ、いつか必ず「勝利して子どもたちと涙しよう」と固く誓った。

 その後、まず子どもたちとのコミュニケーション、自分の指導法を一から見直し、練習研究、クラブチームとの練習試合などを積極的に行った。子どもたちは徐々に楽しみを知り、部活に積極的に参加するようになった。

 創部2年目、女子が「第5回ヘバラギカップ」3部優勝、関東大会6位、そして今年度の「第6回ヘバラギカップ」では男子6位、女子は念願の1部トーナメントに進出し、4位という好成績を収めることができた。

 勝負も大事だが、子どもたちがバスケットボールという競技を通じて「勇気を持ってチャレンジする心」「仲間を大切にする気持ち」「努力の大切さ」「周りに対する気配り」「ものを大事にする」ということを身に着けたことが、一番のやりがいを感じた瞬間である。

 横浜初級バスケ部は、まだまだつぼみ。このつぼみは決して、個人の力ではなく、保護者や休日返上で付き合ってくれた父母コーチ、そしてたくさんの内外バスケ関係者が一緒に陽を当て、水を与えてくれたおかげだということを忘れてはいない。

 いつかこのつぼみから「大輪の花」が咲くように大切にしていきたい。(愼時男監督)

横浜初級女子チーム

 3年間、バスケットを続けて一番良かったのは、たくさんの友だちができたこと。練習はいつもしんどくつらいが、試合が楽しいのでがんばれる。(女子・崔利佳主将、初6)

 私が4年生のときに、バスケ部が結成された。試合があってもいつも負けてばかりで悔しい思いをたくさんした。3年間がんばったおかげで、今ではいろんな技術も身につき大きく成長することができた。「がんばれば何でもできる!」ということを改めて感じた。(女子・金泰希副主将、初6)

 今年男子バスケ部の主将を任された。6年生は自分ひとりだが、後輩らと一生懸命練習に励んでいる。4、5年生のときは周りが良く見えず、自己中心的な行動も多かったが、今では後輩たちを気遣うことができるようになった。1月の選手権大会では、必ず1部に進出したいと思う。(男子・李潤洙主将、初6)

 愼先生がバスケ部を指導するようになり、上履きで練習していた子どもたちがシューズも揃え、みんながバスケ選手らしくなってきたと思う。

 体育館練習ができないことも多く、近くの日本学校の体育館を借りて練習するようにもなった。休日の練習はもちろん、クラブチームとの練習試合やリーグ戦、今年は初めて夏合宿なども行い、本当にハードスケジュールであった。

 そんな甲斐あって今年の「ヘバラギカップ」では、3年前には考えられない立派な成果を挙げることができた。

 休みなく熱心に指導してくださったおかげ。横浜バスケ部はまだまだ始まったばかりのチームだが、今後もっともっと強いチームになってもらいたい。がんばれ! 横浜バスケ部!(バスケ部保護者)

 良い選手、良い監督、良い環境が備わればチーム力は上がる。また、熱き選手が増え、父母賛同者が増えたことをうれしく思う。今後も子どもたち、同胞のニーズに応えられるような最高の場を積極的に提供していきたい。

【コリアミニバスケットボール連盟】

[朝鮮新報 2008.11.5]