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朝・日親善ボクシング大会 今年も朝高勢が優勝

最優秀選手賞を受賞した洪昌基選手

 在日本朝鮮人ボクシング協会、東京都アマチュアボクシング連盟主催の在日朝鮮高校選抜と東京都高校選抜による第27回朝・日親善ボクシング大会が11月24日、東京朝鮮中高級学校で行われた。

 同大会は、朝高生にとって「全国」への門戸が開かれていなかった1982年に都連盟と東京朝高側が創設した歴史ある大会。元WBC世界スーパーフライ級王者の洪昌守選手やインターハイ王者を輩出するなど新人選手の登竜門として毎年行われている。

 試合には大阪朝高・宋英俊(高1、ライトフライ級)、朴豊輝(高2、ライトウェルター級)、東京朝高・兪m(高1、バンタム級)、洪昌基(高2、フェザー級、※最優秀選手賞受賞)、李烔東(高1、ライト級)の5選手が出場し都選抜に3勝2敗で勝利した。これで第1回大会からの通算成績は21勝4敗2分となった。

 在日本朝鮮人ボクシング協会の李学宰会長は大会を振り返り、「夏に比べ、選手たちの実力が伸びていた。選抜大会、インターハイに向け収穫があったと思う」と述べた。

 また、東京都連盟の寺崎誠会長(東京大学名誉教授)は、「日朝の生徒が互いに負けたくないという闘志を全面に出したとても有意義な大会だった。これからもずっと続けることが重要だ」と話していた。(李東浩記者)

[朝鮮新報 2008.12.10]