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関東地方囲碁協会団体戦 8年ぶりに開催、大反響

団体戦には8チームが参加した

 在日本朝鮮人囲碁協会(以下囲碁協会)が主催する「関東地方囲碁協会団体戦」が11月29日、総連東京・台東支部会館で行われ、東京、西東京、神奈川、千葉、埼玉の各地方協会と在日本朝鮮人教職員同盟、在日本朝鮮留学生同盟OB、囲碁協会役員の計8チームが参加した。

 対局は、各地方協会(または団体)の代表3人がチームを組み3回戦で行うルールで行われた。

 白熱戦の結果、全勝した埼玉チームが優勝。2位は神奈川チーム、3位は留学同OBチームとなった。

 会場には、対局者のほかにも囲碁協会の関係者や同胞愛好家らが集い大盛況だった。

 団体戦終了後、表彰式と小宴があった。

 昨年11月、囲碁協会は崔種楽会長を中心に新たな役員人事が確立され各地の協会においても現在、個人戦の開催など活発な活動が展開されている。このような流れのなかで今回、8年ぶりに関東地方団体戦が開催された。

 小宴に参加した対局者らは、それぞれが属する協会の活動状況を報告すると共に団体戦に参加した感想を述べた。個人戦とは一味違う団体戦の魅力について話す参加者たちの中には、今後も団体戦を定期的に開催してもらいたいという声もあった。

 一方、優勝した埼玉協会は20余年間、2カ月に一度ずつ大会を催してきた。3年前からは民団との「ワンコリア囲碁大会」も開催。李勝信理事長は、「新しい世代の育成を視野に入れながら、今後も活動を活発に展開したい」と話していた。(姜)

[朝鮮新報 2008.12.17]