〈在日バスケ協会のページ〉 関東籠球選手権を展望 |
第12回関東初級部籠球選手権大会と第29回関東中級部籠球選手権大会が来年1月10〜12の3日間、都内の朝鮮学校で行われる。大会を展望した。 ●初級部
男子の部では、北九州が不参加のため、第1シードからのスタートとなる西東京第2が悲願の初優勝となるか。あるいは埼玉が底力を見せ、優勝カップを再び持ち帰るのか。参加チーム数が増え、試合レベルも徐々にアップし、好ゲームが予想される。 女子の部では、夏のヘバラギCUPで優勝した埼玉が第1シードで2回戦からとなる。埼玉の連続優勝か、それとも東京第2が夏の雪辱を晴らし2年連続の優勝を果たすのか。あるいは、大逆転で涙を呑んだ東京第3の逆襲があるのか。1回戦、東京第1と横浜の試合は好カード。混成ヘバラギは選手権も参加となった。近年、数々のメイクドラマが生み出されている女子の試合は、激戦が予想される。 ●中級部 男子は、近年まれに見る混戦が予想される。神奈川、東京第1、東京朝中、埼玉、西東京の実力は拮抗している。夏の大会では神奈川が優勝したが、4カ月間の各校の成長は見ものだ。とくに、注目選手は東京第1の2年生センター。180センチと長身ながら、ボディーバランスも良くゴール下を支配させたら厄介になりそうだ。 女子の注目は、王者東京朝中に決勝でチャレンジする学校が果たしてどこなのかに集まる。 第1候補は着実に力をつけてきた埼玉、そして東京第4だ。神戸での選手権、夏の関東大会と戦績は1勝1敗の五分。激しいプレスからターンオーバーを狙う埼玉、ゾーンディフェンスからのアーリーオフェンスが魅力の東京第4、プレースタイルも異なり非常に面白い。 また、今年度全大会優勝がかかっている東京朝中がどのようなバスケットを展開するか、注目だ。【コリアンバスケットボールネット編集部】 [朝鮮新報 2008.12.17] |