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広島朝鮮初中高野球部OB戦 26年間1度の中断もなく

それぞれに決意を新たにした参加者たち

 広島朝鮮初中高級学校野球部OB戦が7日、同校グラウンドで行われ、広島や岡山から来たOBら26人が参加した。同OB戦は、26年前から1回も中断することなく毎年行われてきた伝統あるイベント。

 第1試合では、40代OBチームが7−6で20、30代OBチームに勝利し、第2試合では、現役チームが6−1でOB選抜チームを下した。

 試合終了後、参加者たちは焼肉を食べながら話に花を咲かせた。OB会の千洙梧会長は、「こんなに多くのOBたちが集まってくれてとてもうれしい。今後も年に1回、母校に集まって野球を楽しもう。現役の生徒たちも人数は少ないが、一生懸命練習して心技体を磨いてほしい」と語った。

 岡山から参加した洪直樹さん(24)は、「先輩や生徒たちと野球をすると楽しいし力が湧く。20代、30代のOBを中心にして広島野球団を再建し、来年の在日朝鮮人野球大会での優勝を目標に練習に励みたい」と決意を新たにした。現役の生徒たちも、頼もしい先輩たちの姿に一生懸命練習していこうと口を揃えた。【広島初中高野球部】

[朝鮮新報 2008.12.22]