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朝鮮学校出身 2選手が ボクシング全日本新人王

尹文鉉選手は朝大から初、金樹延選手は3年でタイトル

尹文鉉選手

 朝鮮大学校ボクシング部出身の在日同胞プロボクサー、尹文鉉選手(25歳、ドリームボクシングジム所属、栃木県出身)が21日に東京・後楽園ホールで行われた第55回全日本新人王決勝戦のスーパーライト級で優勝し、全日本新人王となった。朝大出身選手としては初となる。

 また、東北朝鮮初中高級学校出身の金樹延選手(23歳、角海老宝石ボクシングジム所属、秋田県出身、リングネーム=高山樹延)もウェルター級を制し全日本新人王となった。2選手は日本ランク入りする見込みだ。

 大会には東日本、西日本、中日本、西部日本の4地区から423人の選手が参加。21日の全日本決勝戦では東軍と西軍の新人王12階級24選手が白熱戦を展開した(尹、金の両選手は東軍代表)。

 東京朝高時代からアマチュアで豊富な経験を培い、全国高校選抜大会で優勝したこともある尹選手は、千里馬神戸ボクシングジム所属の瀧波大佑選手と対戦。ボディ、顔面に的確なパンチを当て実力の差を披露し3−0で判定勝ちした。

金樹延選手

 一方、同級生のプロボクサーである金智哉選手(日本フライ級5位、リングネーム=金城智哉、ワタナベボクシングジム所属)の姿をみてボクシングを始めたという金選手は、仲里・ATSUMIボクシングジム所属の小林勇介選手と対戦し、1R終盤にダウンを奪うなど優勢に試合を進め3−0で判定勝ちをおさめた。2選手はともにプロ戦績全勝だ。

 在日本朝鮮人拳闘協会の李学宰会長は、「尹選手は経験、レベルの差で優った。パワー、スタミナをつけて相手を倒すボクシングを身につけてもらいたい。また、金選手は3年という短い経験だがスピードがある。2選手の今後の成長に期待したい」と述べた。

 試合当日、会場には2選手の親類、同窓生、朝鮮学校出身者らが多数つめかけ、「ムンヒョン!」「スヨン!」と熱いエールを送っていた。尹選手と朝高時代の同級生だという申光哲さん(25)は、「強かった。今後も同級生として応援していきたい。がんばってもらいたい」と笑顔で話していた。(李東浩記者)

[朝鮮新報 2008.12.24]