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春・夏・秋・冬

 「朝鮮の核計画申告の検証枠組みができあがるまで日本、ロシア、中国、米国、韓国が朝鮮に対する重油支援をしないことにしたという米国政府の発表にわれわれは驚いている。そのような措置にロシア代表団は決して合意したことはない」

▼6者会談ロシア首席代表のボロダフキン外務次官は13日、米国の対朝鮮重油提供の中断合意説を強く否定した。ロシアに続き、米国の同盟国である南朝鮮や日本からも否定されたが、「正式な書面合意があるかと言われれば、それはないが、核検証の枠組みがない状態で、重油提供の実行を継続することは考えにくいとの理解がある」(ウッド国務省副報道官、15日)と、あくまで主張を曲げようとしない

▼南朝鮮や日本のメディアは、「検証枠組み」が6者会談の主要テーマになっているかのように報じているが、「検証監視システム樹立問題は、9.19共同声明に従って全朝鮮半島の非核化を実現する段階で、6者会談の各参加国に該当する検証を実現するための措置として見越されたものである」(朝鮮外務省スポークスマン、9月19日)

▼これまでの6者会談の推移を見れば、今回の問題はいわゆる「国際基準」の検証に失敗した米国が、朝鮮に圧力をかけようとしたものであることは明らかだ。朝鮮代表団団長の金桂冠外務次官は13日、「重油支援が中断されれば、核施設無能力化の速度を調節する」と強調した

▼BDA問題の際、「圧力のもとでは会談に参加できない」という朝鮮の立場を十分に理解したはずの米国。いつまで同じことを繰り返すのか。(国)

[朝鮮新報 2008.12.17]