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千葉の市民団体が共同社説学習会

「懸案解決のためがんばろう」

 千葉県市川朝鮮問題研究会第99回例会が17日、八幡市民談話室で行われた。この日の集いでは、朝鮮の新年共同社説に関する学習会が行われた。

 集いでは総連千葉県本部の康東勲顧問が、「分水嶺に差し掛かった経済建設」と題して講演を行った。

 講師は、今年の共同社説は総連組織と在日朝鮮人に希望と夢が実現するという確信を与えてくれたと述べながら、朝鮮が「苦難の行軍」以後、発展を遂げているのは金正日総書記の指導のおかげだと強調した。

 また、輝かしい成果を収めた朝鮮は現在、強盛大国の大門を開くための革命的大高揚を起こす決意にみなぎっていると指摘、2012年を目指した朝鮮の構想について具体的に述べ、人民たちの生活でも世界に誇れる時代になるだろうと指摘した。

 そのうえで、北南間の宣言を誠実に履行し、統一運動をさらに活性化させる問題や朝米関係と6者会談、とくに13日に発表された朝鮮外務省スポークスマンの談話の内容について触れながら、朝・日問題まで含め朝鮮を取り巻く情勢はとても明るいと締めくくった。

 参加者たちは、「先軍政治によって朝鮮が発展を遂げているということをよく知ることができた。朝鮮の人々が確信に満ちていることを実感することができた」「朝鮮で起きている大きな変化を知ることができ、気持ちが明るくなった」「私たちが米国の核問題について声を大にして言えるのは朝鮮のおかげ」「朝米、朝・日間で一日も早く直接対話が実現し、懸案が解決されるよう共にがんばろう」などと感想を述べた。【千葉支局】

[朝鮮新報 2009.1.27]