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「道は開けた」

 サッカー朝鮮男子代表が17日、アジア地区最終予選グループBを2位で通過し、1966年以来2回目のW杯本大会出場を決めた。安英学、鄭大世の在日同胞選手も活躍した。

 エースストライカーの鄭選手。代表デビュー戦は07年6月19日の東アジア選手権予選(対モンゴル)にさかのぼる。4得点2アシストの華々しいものだった。

 あれから約2年経った6月21日夜、鄭選手が遠征先のサウジアラビアから日本に戻った。空港で鄭選手と真っ先に固い握手を交わしたのは、鄭選手をコマチュック時代から見てきたという在日本朝鮮人蹴球協会の役員だった。

 鄭選手は、W杯アジア地区最終予選までの長い道のりを通じ、他国の選手たちよりも格段に強い朝鮮選手たちの一体感と絆を感じてきたこと、そして朝鮮選手たちと多く接することで精神力を保つことの大事さを学べたことは、とても大きな収穫だったと語った。何よりも、23歳の時から味わった代表での2年間が、いろいろな経験を培った貴重で、精神的にも急成長した期間だったようだ。

 今回、2人の在日同胞選手を含む朝鮮代表がW杯に出場することは、朝鮮学校生徒らにとって「夢は実現できる」というメッセージにもなった。今年のコマチュック大会(8月4〜6日、兵庫県)に出場する生徒たちも、「自分もW杯に出場するんだ」と、「実現可能な夢」を見ているかもしれない。

 鄭大世選手は空港で、各地のコマたちに向けて、笑顔でこう述べた。

 「道は開けた」(東)

[朝鮮新報 2009.6.22]