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京都 山科同胞生活センター主催の生活セミナー 支援を受ける同胞らも参加

セミナーには30人が参加した

 山科同胞生活センターが主催する生活セミナー「今こそ自分らしさ≠輝かせよう」が4日、京都市東部文化会館で行われた。地域の同胞ら30人が参加した。

 今回で2回目となる生活セミナーでは、龍谷大学の加藤博史教授が心の病と向き合うことの大切さと他者を受け入れることの意味についてわかりやすく説明した。

 加藤教授は、さまざまな福祉団体や協議会の代表や役員を務めているほか、総連京都府本部と他の団体で構成される「京都外国人高齢者・障がい者生活支援ネットワークモア」(京都モアネット)の共同代表も務めており、在日同胞や外国人の生活支援にも尽力している。

 総連山科支部では、「京都モアネット」と連携して地域での高齢者、障がい者の生活支援、とくに見守り、傾聴ボランティアのための訪問活動などを積極的に行っており、今回のセミナーには支援を受けている人たちも多数参加した。

 参加者たちは、「今日は本当にいい話を聞くことができた。今後も支部でこのようなセミナーを企画してほしい」などと感想を述べた。

 総連山科支部では、今後もセミナーなどの啓発活動と共に高齢同胞や障がいを抱える同胞たちに対する見守り、生活支援を力強く展開していく計画だ。【京都支局】

[朝鮮新報 2009.7.13]