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東京で第2回総連支部活動家大会 すべての総連支部、分会を活性化させよう

東京朝高の生徒たちが参加者たちを熱烈に歓迎した

 第2回総連支部活動家大会が10〜11日、東京朝鮮文化会館で行われた。総連中央の許宗萬責任副議長と各副議長、総連中央顧問、在日朝鮮人歴史研究所所長、総連中央の各局長と副委員長、各総連本部と支部、分会、各団体の専従および非専従活動家、分会長、分会委員らが参加した。

 大会ではまず、朝鮮最高人民会議常任委員会の祝電を南昇祐副議長が朗読したのに続き、許宗萬責任副議長が報告を行った。

 責任副議長は、金正日総書記が現地指導を行っている多忙な中でも、支部や分会をはじめとする基層組織を強化し総連の全般的な事業を新たな段階に発展させるうえでの指針が込められた最高人民会議常任委員会の祝電を送ってくれたと述べながら、金日成主席が総連支部活動家大会に祝電を送った後の15年間、金正日総書記が新たな世紀の在日朝鮮人運動を導いてくれたことと総連の活動家と支部の非専従活動家、同胞たちが組織を守り基層組織を建設するうえで成し遂げた成果について触れた。

 また、金日成主席の生誕100周年となる2012年に祖国が強盛大国の門を開くときに、総連も新たな全盛期を迎えることに関する金正日総書記の総連建設構想を具現するうえで基層組織の建設が持つ重要性について述べながら、大会参加者と活動家たちが支部や分会をはじめとするすべての基層組織を、団結し躍動する魅力ある愛国事業の拠点にするための課題について具体的に提起した。

 そのうえで、総連の基層組織を整えて活性化するために、活動家たちが信念と覚悟を持って精神力を発揮しなければならないと強調。今年を新たな全盛期を迎えるための確固とした土台を構築するうえで転換と飛躍の年として飾り、総連第 22回全体大会を基層組織建設の成果をもって迎えようと訴えた。

 大会では、強盛大国建設で活躍する朝鮮の人々の祝賀ビデオメッセージが紹介された。

討論に聞き入る参加者たち

 初日目の大会では、9人の討論と3編のビデオ討論があり、二日目の大会では、6人の討論と3編のビデオ討論が行われた。

 討論者たちは、支部と分会、団体と基層組織の建設と各層の同胞たちとの事業を力強く展開する過程で成し遂げた成果と新たな手本となる事実について言及した。また、組織の潜在力を積極的に活用するとともに非専従活動家の役割を高めることで、支部と分会をはじめとする基層組織を同胞たちの熱意で沸き返る在日朝鮮人運動の地域的拠点として築き、愛族愛国課題を遂行していくことについて指摘した。

 そのうえで、祖国の人々と心を一つにし歩調を合わせ、在日朝鮮人運動の新たな全盛期を迎えるための確固とした土台を今年中に構築することについて強調した。

 とくに、今年祖国を訪問した総連支部委員長たちは、千里馬製鋼連合企業所や元山青年発電所をはじめとする祖国の労働者たちの姿について紹介しながら、支部の事業を両肩に担っている自分たちが総書記の教えを貫徹せんとする精神力と強盛大国の勝利に対する信念を胸に、愛族愛国運動の先頭に立ち、支部と分会を強化した実績をもって総書記に報告したいという決意を披瀝した。

 参加者たちは、総連中央の基層組織建設方針とそれを実践に移すための課題について、討論を通じて再確認するとともに基層組織の建設で転換と飛躍を成し遂げるための活動の基本と方法論を学び、2012年に総連の新たな全盛期を迎える決意を新たにした。

 大会では、金正日総書記への手紙が朗読された。

 初日の大会終了後、金剛山歌劇団と地方歌舞団、関東地方のコーラスサークルのメンバーと朝鮮大学校学生らによる芸術公演が行われた。公演に続き、東京朝鮮文化会館の外では参加者たちの交流会も行われた。

 交流会では、多くの成果を収めた総連支部委員長と朝青支部委員長、女性同盟支部の活動家たちが紹介され、さらに精力的に活動する決意を語った。

 また二日目の大会では、在日朝鮮青年学生の代表が祝賀のあいさつを行い、愛国的な先代たちの代を継いで新たな世紀の総連と在日朝鮮人運動を担っていく青年活動家として活躍する決意を披瀝し、参加者たちに感銘を与えた。

 大会期間、文化会館のホールでは主席と総書記の総連活動家と同胞たちに対する愛情と配慮、総連支部や分会などで15年間に成し遂げた成果を紹介する朝鮮新報の記事と資料などが展示された写真展示会が行われた。

 第2回総連支部活動家大会は、支部をはじめとする基層組織を決定的に強化することで今年、在日朝鮮人運動の新たな全盛期の確固とした土台を築くうえで転換と飛躍のきっかけを作る歴史的な大会となった。

[朝鮮新報 2009.7.15]