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新潟で「ミレフェスティバル2009」 朝鮮学校への理解、支援を

校歌を合唱する新潟初中の生徒たち

 日朝文化交流市民の集い「ミレフェスティバル2009」が9月27日、新潟朝鮮初中級学校の運動場で行われた。総連新潟県本部の李主R委員長をはじめとする県下の活動家と同胞、学父母と生徒、「朝鮮学校を支援する新潟県民の会」のメンバーと近隣の日本市民、モンゴルやブラジル、ロシアの人々など1千人を超える人たちが参加した。

 新潟初中チャンダンサークルの生徒たちの公演で幕を上げた集いでは、「新潟県民の会」の斉藤正美代表委員と新潟市東区長(代理)があいさつした。

 続いて、新潟初中初級部舞踊部の生徒たちによる3人舞と山ノ下中学校吹奏楽部の合奏、茨城初中高高級部合唱部による合唱、桃山小学校生徒たちによる合唱と合奏、新潟初中、福島初中、東北初中の各中級部舞踊部による群舞などが披露され、最後に新潟初中の全生徒が校歌を歌った。

 フェスティバル第2部では、自治会会長の乾杯の音頭に続き、新潟県立大学コリアサークルの学生たちが群舞を披露した。また、パフォーマーの金昌幸さんによるジャグリングショーや東京朝鮮歌舞団の公演、毎年恒例の大抽選会などで会場は大いに盛り上がった。

すべての演目が参加者たちの喝采を浴びた

 閉会のあいさつをした同校オモニ会の成千佳会長は、今年で12回目となる「ミレフェスティバル」は、朝・日親善の象徴として定着したイベントだと述べながら、これからも朝鮮学校のため、民族教育のために頑張っていきたいと力強く語った。そして、朝鮮学校に対する理解と支持、声援を送ってくれるよう訴えた。

 「ミレフェスティバル2009」は、すべての参加者たちの合唱「臨津江」で幕を下ろした。

 親善の情があふれる雰囲気の中で行われた「ミレフェスティバル」は、新潟での民族教育事業を発展させ、朝・日親善をさらに深めるうえで重要なきっかけとなった。【新潟初中】

[朝鮮新報 2009.10.13]