民族器楽部、舞踊部が出演

重奏と重舞を披露し、オープニングを華やかに彩った北大阪初中の生徒

　「LIFE〜手をつなごう、いっしょに創ろう、ほんとの豊かさ、ほんとの平和」をテーマに、「RENTAI　FESTA２００９」（主催＝同実行委、協賛＝セメント・生コン・圧送関連協同組合、労働組合及び各社）が４月２６日、万博記念公園で行われた。「RENTAI　FESTA」は「一労働組合の行事」として始まったが、８２年から会場を万博公園に移すなど、現在はその規模を年々拡大しながら、「だれでも、ひとりでも、多くの人が楽しめ、多くの仲間を感じ、笑顔あふれる春の恒例イベント」となっている。

　これに、ステージゲストとして、北大阪朝鮮初中級学校の民族器楽部、舞踊部の生徒が出演、２部のオープニングを飾った。

　生徒たちは、重奏と重舞を披露し、オープニングを華やかに彩った。

　公演後、舞踊部の玄純夏主将（中３）、民族器楽部の金優香主将（中２）はそれぞれ、「多くの観客の前で気持ちよく踊れた」「緊張することなく、練習の成果を発揮できた」と述べ、朝鮮学校への理解を深められるよう、このような舞台での活動を続けていきたいと意欲的に話した。

　学校側では、発表の場をたくさん設けることで生徒たちの可能性を広げ、友好親善を深めることが出来るとし、今後も積極的にバックアップしていきたいと話している。

　「RENTAI　FESTA」は北大阪朝鮮初中級学校の公演を皮切りに、有名アーティストのライブ、漫才、キャラクターショー、抽選会や各種出展ブースなどで賑わった。（丘）

［朝鮮新報 2009.5.20］