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神戸朝高創立60周年で公開授業 120人が参観

授業を参観する参加者たち

 創立60周年を迎えた神戸朝鮮高級学校で対外公開授業と祝賀宴が行われ、総連兵庫県本部の盧武鉉委員長をはじめとする県下の活動家と衆議院議員、神戸市議会議員、日本学校の教員など約120人が参加した。

 参加者たちは高級部1年から3年までの授業を参観した。

 英語の授業を参観したある日本学校の教員は、「生徒たちの発音がとてもいい。先生と生徒の関係がとても近く感じられたし、先生たちの熱意が伝わってきた」と感想を述べた。

 また、音楽の授業を参観した日本学校の教員は、「すべての生徒がキーボードをたたきながら歌う姿を見て驚いた。自分の学校でもこのような授業ができるよう参考にしたい」と語った。

 授業参観に続き、体育館で祝賀宴が行われた。

祝賀宴も行われた

 祝賀宴では、同校の黄成鶴校長があいさつ。多くの同胞たちの愛情と日本の人々の支援により、創立60周年を迎えることができたと述べながら、これを機にさらに学校事業を発展させていきたいと語った。

 続いて同校の60年の歩みをまとめた映像が紹介されたほか、芸術公演も行われた。

 神戸朝高では、創立60周年にちなんでさまざまな行事を予定している。

 6月14日には運動会が行われるほか、10月11日には同胞大祝典、11月29日には神戸文化会館で芸術公演が行われる。【神戸朝高】

[朝鮮新報 2009.6.1]