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群馬初中のアボジたちが給食 「オモニに負けるな」

アボジたちの愛情たっぷりの手巻き寿司は大好評だった

 群馬朝鮮初中級学校で9月12日、「アボジ給食」が行われた。

 同校では毎月1回、「オモニ給食」が行われており、これに負けまいとアボジたちが仕事の合間を縫って学校に集まった。

 子どもたちに、いろいろな国の食文化に触れてもらいたいという願いから始まった「アボジ給食」では、前回トルティーヤを振る舞った。今回は手巻き寿司を作った。

 手巻き寿司を作る間、日本食と思われがちな寿司が実は東南アジアが起源だという説が濃厚との徐永大さん(学父母)の説明に、子どもたちは驚きの声をあげた。

 この日、学校に集まったアボジ会の徐信基会長や青商会の千尚二会長をはじめとする12人のアボジたちの愛情たっぷりの手巻き寿司は、子どもたちに大好評だった。

 青商会の千容植さんは、「子どもたちの喜ぶ姿を見ることができてうれしい。ウリハッキョの生徒たちは次世代を担う大切な宝。給食を企画して本当によかった」と感想を述べた。【群馬初中】

[朝鮮新報 2009.10.5]